よしさんの石屋日記

【A】「永代供養墓」とは、遺族に代わって寺院や霊園が永代または一定期間、供養、管理するもので以下のような特徴があります。

1.継承者の有無に関係なく申込ができる

2.生前に申込ができる

3.墓所の管理者によって永続的に管理と供養をしてもらえる

4.遺骨は骨壷のまま安置または骨壷から出して他の人と一緒に埋葬（合祀）

　永代供養墓は、時代背景として、世の中の少子高齢化に伴い継承者がいなくなり、都会では墓所となる土地の不足、地方では人口過疎化により檀家が少なくなり寺院経営の不安が強くなり、それらの解決策としてあるものです。永代供養墓の多くは共同の納骨堂を持ち、「合葬式墓地」とも呼ばれています。なかでも地上式の納骨質に人が入れるほどの規模のものは、「納骨堂」や「永代供養塔」と呼ばれ、かなり大きな納骨堂を「霊廟」とも呼ばれています。
　永代供養墓は、少子化、核家族化、非婚化、非定住化などの時代背景によってニーズが浮き彫りになったのだと思います。