2015年06月01日
Q】お墓に関する法事にはどのようなものがありますか
【A】
お墓に関しては次の法事法要があります。
『開眼法要』
新しいお墓を建てたら魂入れ式を行います。これを開眼法要と言います。「開眼」とは、仏像の目を開くということからきており、作られた物としての仏像に目を描き入れる(魂を入れる)ことによって仏様にします。つまり、それまで単なる作り物であったものが聖なる物になるとされています。開眼法要が終わりますと、墓石は仏塔になり、仏のいる浄土になるということです。現代では、開眼法要と納骨法要を一緒に行うことが多くなっていて、お坊さんに読経してもらいます。
『納骨法要』
お墓がある場合は、納骨許可証を墓地の管理者に渡し、火葬したお骨を墓石に納骨し、お坊さんに読経してもらいます。
『塔婆供養』 塔婆供養として板塔婆を立てます。これは故人の冥福を祈る意味で立てるもので、 大切な供養のあり方でもあります。この板塔婆は上部に刻み込みがあります。これは五輪塔を現していて仏塔であることを意味しています。法事で使われる大きい板塔婆には仏教思想をあらわす地水火風空の梵字、戒名、経文の一節を書き、成仏を願います。地方によっては、お墓参りに来たときに小さい板塔婆を立てて故人の冥福を祈ります。これは、他の親族にお墓参りにきたことを知らせるものにもなっています。
『忌日』
「忌」とは己を戒めるという意味で、この日、この期間は、他のことに心を奪われてはならないと戒めています。忌中である初七日から四十九日までは7日ごとに追善供養を行い、その後は、一周忌、三回忌以降の忌日に追善法要をします。
『新盆』
亡くなってはじめてのお盆を新盆(初盆)と言います。地方によって7月にお盆を迎える地域や旧盆の8月にお盆を迎える地域があります。
『祥月命日・月命日(月忌)』
亡くなった月と日が同じ日のことを祥月命日、月が違っても亡くなった日と同じ日を月命日(月忌)といい、お墓参りをする慣習になっています。
日本の仏式ではこのように多くの法事法要があります。
それだけ亡くなった人々を大切にしている証拠ともいえるのではないでしょうか。
お墓に関しては次の法事法要があります。
『開眼法要』
新しいお墓を建てたら魂入れ式を行います。これを開眼法要と言います。「開眼」とは、仏像の目を開くということからきており、作られた物としての仏像に目を描き入れる(魂を入れる)ことによって仏様にします。つまり、それまで単なる作り物であったものが聖なる物になるとされています。開眼法要が終わりますと、墓石は仏塔になり、仏のいる浄土になるということです。現代では、開眼法要と納骨法要を一緒に行うことが多くなっていて、お坊さんに読経してもらいます。
『納骨法要』
お墓がある場合は、納骨許可証を墓地の管理者に渡し、火葬したお骨を墓石に納骨し、お坊さんに読経してもらいます。
『塔婆供養』 塔婆供養として板塔婆を立てます。これは故人の冥福を祈る意味で立てるもので、 大切な供養のあり方でもあります。この板塔婆は上部に刻み込みがあります。これは五輪塔を現していて仏塔であることを意味しています。法事で使われる大きい板塔婆には仏教思想をあらわす地水火風空の梵字、戒名、経文の一節を書き、成仏を願います。地方によっては、お墓参りに来たときに小さい板塔婆を立てて故人の冥福を祈ります。これは、他の親族にお墓参りにきたことを知らせるものにもなっています。
『忌日』
「忌」とは己を戒めるという意味で、この日、この期間は、他のことに心を奪われてはならないと戒めています。忌中である初七日から四十九日までは7日ごとに追善供養を行い、その後は、一周忌、三回忌以降の忌日に追善法要をします。
『新盆』
亡くなってはじめてのお盆を新盆(初盆)と言います。地方によって7月にお盆を迎える地域や旧盆の8月にお盆を迎える地域があります。
『祥月命日・月命日(月忌)』
亡くなった月と日が同じ日のことを祥月命日、月が違っても亡くなった日と同じ日を月命日(月忌)といい、お墓参りをする慣習になっています。
日本の仏式ではこのように多くの法事法要があります。
それだけ亡くなった人々を大切にしている証拠ともいえるのではないでしょうか。
Posted by
よしさん
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03:16
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