よしさんの石屋日記

富士山の山開きはまだ先ですが、今夏の富士山の入山料(保全協力金)の事前受付が、インターネットとコンビニ店で開始になりました。
協力者には富士山を描いた缶バッジが贈られるそうです。缶バッチは登山口毎に絵柄が違うそうですし、閉山前に品切れになったということもあったので、予定が決まれば事前に受付けしておく方が良さそうです。(全種類集めてコンプリート！なんていうことも？)

その受け付け方法をご紹介します。

インターネットは、パソコンやスマートフォンから県世界遺産富士山公式サイト「富士山とことんガイド」にアクセスし、クレジットカード決済をします。
コンビニ店はセブンイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマートで対応しています。店舗に設置された端末で申し込み、レジで現金かクレジットカードで決済します。
現地受け付けは7月10日から。富士宮、御殿場、須走各登山口の5合目と水ヶ塚駐車場で行います。
いずれも閉山日の9月10日までで、入山料は一人当り千円が基本。

大きく違うのは、対象者は「 富士山山頂を目指す登山者」でしたが、今年から「5合目から先に立ち入る来訪者」に変更された点です。(協力を求める際に声掛けをしやすくしたそうです。)

さて、富士山の山開きとは、富士浅間神社で行われる宗教儀式です。
登山の安全を祈願する開山祭が開かれ、山岳救助隊の出発式や、日英親善交流会なども行われます。

富士山の山開きは、登山道によって異なります。
山梨県側の吉田ルートは毎年7月1日が山開きで、前日の6月30日には前夜祭が行われ、日付が変わると同時に登山を開始することができます。
静岡県側の富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルートは毎年7月10日が山開きで、朝9時から登山を開始することができます。
ということで2019年の富士山の山開きは、 山梨県側は7月1日（月）・ 静岡県側は7月10日（水）です。

一般的な山では基本的に、閉山中であっても登山・入山することはできますし、禁止されているわけではありません。
(しかし、閉山中は山小屋やトイレなどの施設が閉鎖されていますし、登山道が閉鎖されていたり、標高の高い山では雪が残っていて危険だったりしますので、軽い気持ちで山開き前の登山をすることは避けた方が良いですよね。)

私も毎年仲間たちと一緒に富士登山をしており、今年も7月に予定していますので、是非缶バッチを記念に受け取りたいと思います。(また後日紹介します。)
富士山の入山料は任意ですが、世界に誇れる富士山の保全に是非協力していきたいと思います。

写真は今朝の「日本一富士山が綺麗に見えるスタバ」と呼ばれている、富士川サービスエリア下りのスタバからの一枚です。